
※この記事はパナソニックホームズ様ニュースレターに寄稿いたしましたコラムからの引用記事です。
家づくりを計画するとき知っておきたい住宅ローンの審査基準
金融機関で住宅ローンを借りる際には審査があります。そのため、希望する額を借りることができるのかどうか、気にされる方がたくさんいらっしゃいます。
今回は、家づくりを計画する際に知っておきたい住宅ローンの審査基準について解説します。
金融機関は融資した住宅ローンを確実に回収するために、住宅ローンを申し込まれた方の返済能力を、一般的に以下の基準で判断しています。1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.年齢要件
借入時の年齢が満71歳未満、かつ完済時の年齢が満81歳未満の方
住宅ローンの借入期間が40年の場合、借入時の年齢が40歳を超えるほど、返済期間が短くなっていきます。
返済期間が短くなるほど、毎月の返済額が上がり、年収に対する返済負担割合が高くなるため、借りられる住宅ローンの額は少なくなります。
2.安定した年収
返済期間中、安定した年収が見込まれる方
民間金融機関では、2~3年以上の勤続実績で安定した収入があると見なすところがほとんどです。
フラット35は、転職して間もない方でも融資可能ですが、幅広く金融機関を選べるようにするためには、一定の勤務実績を確保しておく必要があります。
3.団信加入
団体信用生命保険(団信)に加入できる方
団信に加入するためには、現在の健康状態の告知が必要となります。
健康診断で要精密検査・要治療などの指摘を受けると、団信に加入できない可能性が出てしまいます。
住宅ローンは、健康なうちに組んでおくことが大切ですね。
4.保証会社の保証
所定の保証会社の保証を受けられる方
信用情報を調査されます。消費者金融やクレジットカードの滞納実績など、返済が滞った経験があ
ると保証を受けられないことがあります。
また、すべての借入の返済額が年収に対して適切であるかどうかを判断されます。これを返済負担率と
言います。
返済負担率は、年収・審査金利・借入期間などによって変わります。
住宅ローンの審査基準について詳しくは以下のページで詳しく解説しています。
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