買ってはいけない中古住宅の見極め方・・・難しいですよね。
素人目には分かりにくいです。
リフォームやリノベーションなんてされていようものなら、見た目がキレイになっているだけに内部構造がどうなっているのか、本当に分かりません。
買ってはいけない中古住宅なのか?それもお買い得な物件なのか?どうやって判断したらいいのでしょうか?
買ってはいけない中古住宅を見極める5つのチェックポイント
不安なときには建築のプロの方に同行してもらって一緒にチェックしてもらうのが一番安心ですね。
そうは言っても建築のプロにお願いするのにお金がかかってしまいます。
たとえば、住宅診断士(ホームインスペクター)に依頼して、購入前にホームインスペクション(住宅診断)をしてもらうのもひとつの方法です。
NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会によると、住宅診断費用は会社によって異なりますが、目視による一次診断の場合には5-6万円前後、機材を使用してより詳しく調べる場合には10万円以上かかることもあるそうです。
では、素人でもできるこれだけは押さえておきたい買ってはいけない中古住宅を見極めるポイントをあげてみます。
- 建築確認年月日(建築年月日)
建築確認年月日が昭和56年5月以前の物件は、新耐震基準前の建物です。耐震補強工事がされているのかどうか、されている場合はどんな補強工事かを確認しておきましょう。 - リフォーム済みの場合はリフォーム内容を確認
リフォーム内容を答えてくれない物件は避けた方がいいと思います。 - ヨウヘキの検査済証の確認
検査済証とは、確認申請書通りに完成していることを証明します。昔は宅地造成を違法に行っている土地が結構あります。このような土地の上に建っている中古住宅を購入すると、ヨウヘキ工事に余計な費用がかかってしまいます。 - 接道条件を満たしているかどうか
住宅を建てる場合には、2m以上の道路認定を受けている道路に接している必要があります。昔建てられた住宅はこの条件を満たしていないものがあります。接道条件を満たしていないと将来建替えができません。 - 売主が手放した理由
これは不動産屋さんに聞いてもあいまいな答えしか返ってこないかもしれません。近隣の方とのトラブルがあった、とか、もしかすると有意義な情報を得られることもありますので念のため聞いておきましょう。
今でこそ、認定長期優良住宅というものがありますが、もともと一般的な日本の住宅は耐久性がそれほど長くありません。
昔は建築基準法も甘かった、ということもあります。
中古住宅の購入を考える場合には、将来建替をしないといけない、ということを前提に考えたほうがいいかもしれません。
中古住宅を買うときにチェックする5つのポイントも参考に、買ったあとで後悔しない中古住宅を選んでくださいね。